NZ周遊ツアーに参加する(留学報告)

長期留学
新たな人と文化に出会う旅

お久しぶりです。Westlake Boys(New Zealand)に留学中の白川です。今回は、私が長期休みの間に参加したツアーを紹介したいと思います。まず、Westlakeには一年に4回2週間ほどの休みがあります。しかし、せっかくの2週間をジムと図書館の行き来で消費してはもったいないと感じ、思い切って留学生を対象にしたツアーに参加することにしました。

私が参加したツアーはNZETという団体が運営しており、ニュージーランドに滞在している留学生だけが参加できます。12日間をかけて私が住んでいるAucklandから南島のQueenstownまで南下する内容です。
空港で合流し、宿泊先であるHaka houseという私がずっと泊まってみたいと思っていたホステルのような場所に行きました。そのホステルでは、ワーキングホリデーで来ている日本人とサモア人のハーフの方と話す機会がありました。このような年齢などあまり関係のない集いの場は、新しいものにチャレンジすることが好きな自分に合ってる場所だと考えました。
そして、スカイタワーにみんなで行きました。これはAucklandを代表する建物で、東京でいう東京タワーのようなものです。Aucklandの夜景は絶景でした。また行きたいと思う魅力があり、帰国前にもう一度行きたいです。

この旅行を通じて印象に残っている出来事が三つあります。
まず、一つ目は、多様な国の人々と触れ合うことによる価値観の共有です。この旅行に参加したメンバーは非常に多国籍でした。例を挙げるとドイツ人、フランス人、ブラジル人やアジア諸国の人々です。もちろん喋る言語も全員違います。しかし、その全員が英語を通じて、価値観を共有することができます。これこそが、自分の海外に出た1番の理由だと実感しました。
そして、彼らにご飯を作ってあげる機会がありました。深夜2時ぐらいに小腹が空いたので、残り物を使って簡単な和風パスタを作り、振る舞いました。彼らの口に合うかは不安でしたが、大好評で、おかわりまで求められてました。とても日本人として誇らしかったです。

そして二つ目は、マオリ文化の体験です。旅の途中、Mita Maori Villageというマオリ料理と文化を体験できる施設に行きました。そこではマオリの歴史から、ハカ、そしてマオリ料理を体験しました。いつも、授業でハカを映像などで見ていましたが、実演しているハカを見ることはなかったので、感動しました。やはり、プロが行うハカは迫力が違っていて、これこそがプロだなと思わせられる貫禄でした。とてもかっこよかったです。
そして、マオリ料理に関しては大胆な蒸したお肉やじゃがいもなどで、これこそ私が求めていたものだと思いました。たくさんのお肉を豪快に食べられたあの体験は忘れられません。

そして最後の三つ目は、やはりこのトリップの目当てのQueenstownです。この街はスノウスポーツで世界的に有名で、全世界から観光客が集まります。私たちはスノーボードかスキーのどちらかを選べました。私はどちらもしたことがなく、どちらでもよかったのでスノーボードを選びました。しかし、この選択は最悪の結果を生みました。いざボードを借りでスノウボード場まで行くと、すでに絶景であり、これからするスノウボードへのワクワクが爆発しそうでした。簡単な説明を終えて、いざ実際に滑ってみると、止まり方がわからず、雪だるまのように転がることでした止まれませんでした。とても恥ずかしく、周りの人の迷惑になって申し訳なかったです。その後も何度か試しましたが、上達はしませんでした。体の打撲だけが増えていきました。もうこの人生でスノーボードをすることはないです。次はスキーを試してみたいです。

紆余曲折ありましたが、特に計画がない長期休みにおける最高の時間の使い方だったと思います。様々な人たちとの出会い、ニュージーランドの文化への触れ合い、新たなチャレンジが全て詰まっていました。これからWestlakeや他国に留学する人たちも休みに予定がなかったら、是非学校から紹介される旅行に参加して、外の世界と触れてみてください。必ず、忘れられない経験になります。


追伸
この変わっている髪型はニュージーランドで流行っているHoursyやRat tailなどと呼ばれる髪型です。トリップで一緒だったドイツ人の子に編んでもらいました。後ろの髪のパートを少しだけ残して伸ばしていくというものであり、10代の若者にとても人気です。元々はポリネシア系の人々の髪型でしたが、現在では、白人、アジア人関係なく人気です。
ぜひ、このような独特な発展を遂げた文化があるオセアニアの国々に留学して、全く新しい文化に触れて、価値観を広げてください