広い世界を見る
海外大学進学説明会を開催しました。
冒頭では、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)に進学した73期生からのビデオメッセージを紹介し、その後の説明会には中学1年生から高校3年生の生徒・保護者あわせて約50名以上にご参加いただきました。
当日は、イギリスのキングス・カレッジに進学した74期生、カナダのサイモンフレーザー大学に進学した74期生の2名から、それぞれの進学体験について直接お話を伺う機会がありました。両名からは、海外大学は自由度が高く魅力的である一方で、課題も多く、入学から1年で約25〜30%の学生が大学を去っていくという厳しい現実も共有されました。そのうえで、「最終的には自分自身の意思決定がすべての基盤になる」という強いメッセージが語られました。
また、海外大学で求められる「耐え抜く力」「やり抜く力」、多国籍なクラスメイトとの協働学習を通して得られる「広い視野」や「新たな価値観」といった経験は、自分自身への大きな投資であり、それを乗り越えることで確かな自信へとつながると語ってくれました。さらに、困難に直面したときの心構えとして、「Fake it until you make it.(できるようになるまで、できるふりをし続ける)」という姿勢の大切さについても紹介されました。
そのほか、マレーシアのテイラーズ大学に進学した74期生、中国の同済大学に進学した70期生、さらにイギリスのUCLを卒業後に中国・清華大学へ進学した70期生からもビデオメッセージが寄せられ、英語圏以外の海外大学への進学という選択肢についても言及がありました。
グローバル化が進展する現代において、海外大学への進学は、国際社会に柔軟に対応できる力を養うための一つの近道となるかもしれません。