震災学習

Global Study Program
震災・防災について考える

高校1年生のグローバルプログラム履修の生徒たちが、他クラスの同級生に向けて、震災・防災について学んだことを発表しました。テーマは、「避難と避難所」、「災害弱者」、「人々の繋がり(スポーツ・地域コミュニティ・共助)」、「避難所にいる外国人が抱えている問題」、「お金でたどる震災」、「インフラ・復興問題と対策」です。この発表を通じて、生徒たちは震災について深く考え、私たちがどうすべきか、何ができるかを議論することができました。

例えば「お金でたどる震災」は、震災が発生したときにどのような経済的な影響があったか、お金がどのように動いたかを追跡するテーマです。生徒たちは、震災が起きた際に、多くの企業や個人がどのような支援を行ったか、被災地の経済的な活動がどのように変化したかを調査しました。また、震災後に発生した消費税増税による影響や、国が行った補助金の効果なども考察しました。このテーマにより、生徒たちは、震災の深刻さに加え、その経済的な影響を理解し、将来的な災害に備えるためにも、さまざまな視点から考えることができました。

生い立ちの近い同級生による訴求だからこそ、更に深い洞察を得るキッカケになるでしょう。生徒たちは、細部まで考え抜かれた震災のテーマについて、その深刻さや重要性を共有できたと思います。

【発表をした生徒の声】

 正直言って、満足な発表をしたとは言い難いですが、クイズを出すと皆さんが答えてくれたり、静かに聞いてくれたりして本当に協力してもらいました。本当に感謝です。そして、先生が授業をすることの凄さが分かりました。授業にはとても沢山の準備が必要なのだと分かりました。数分話すだけでも大変なのに、50分も話すとはとても凄いことです。そして、準備に対して授業は一瞬であり、とても見返りが少ないなと感じました。次の機会では、ベストを尽くし、満足いく発表をしたいと思います。