私たちができる8R
この夏、マレーシア・コタキナバルにて、サイエンススタディツアーを実施する予定です。その事前学習として、ボルネオ保全トラスト・ジャパンの青木崇史さんをお招きし、ボルネオ島に住む生物やプランテーション開発に伴う森林伐採、パーム油の問題、そして未来に向けて私たちができることなどについて幅広くお話をいただきました。
パーム油は多くの製品に使用されており、その需要の増加が森林伐採につながっていることが問題となっています。パーム油の利便性を理解すると同時に、ボルネオ島に住む生物を守るために熱帯雨林保全の重要性を認識しました。
また、8R(Reduce, Reuse, Recycle, Repair, Redistribute, Refuse, Rethink, and Respect)という新たな概念を知りました。これは、資源の使用や廃棄物の処理において循環を促進するための行動原則です。物流循環だけでなく、他の環境問題や資源の有効活用についても考える必要があることを理解しました。また、森林保全活動への支援や土地の価値上昇による課題にも触れました。
これらの学びを通じて、環境保護の重要性や自分たちができることについて考えるきっかけとなりました。また、パーム油の問題については消費者として情報を共有し、持続可能な選択をする意識を持ちたいと生徒達は感じた様子でした。